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動風圧試験装置

概要

動風圧試験装置は、圧力箱、送風機、圧力調節器、圧力測定器などから構成されています。本装置では、試験体を圧力箱に取り付け、送風機によって発生させた風圧を、自動制御で試験体に加えます。本試験装置にて「気密性試験」「水密性試験」「耐風圧性試験」を行うことができます。圧力は室外側からの加圧(圧力箱内を加圧)を正圧、室内側からの加圧(圧力箱内を減圧)を負圧としております。

試験の概要

気密性試験 室内側に通気量測定装置を設置し、試験体前後に圧力差を段階的に設定したときの通気量を測定
水密性試験 圧力の載荷と同時に水噴霧ノズルから試験体全体に水を噴霧し試験体の室内側への漏水状況を観察
耐風圧性試験 圧力を載荷したときの試験体の変形を変位計で測定すると共に異状の有無を観察

試験装置の構成

試験装置の構成図

試験装置外観

【小型チャンバー】

小型チャンバーの図

【大型チャンバー】

大型チャンバーの図

【屋根チャンバー】

屋根チャンバーの図

仕様

  小型チャンバー 大型チャンバー 屋根チャンバー
最大圧力 ±9800Pa ±10500Pa ±10500Pa
最大脈動振幅 ±750Pa ±750Pa ±750Pa
脈動周期 2sec~ 2sec~ 2sec~
散水量 2~6L/(min・m2) 2~6L/(min・m2) 2~6L/(min・m2)
試験体外寸 1980×1980mm
2480×2480mm
2050×2050mm
2480×2480mm
3980×2980mm
4180×3680mm
2980×3480mm
4980×3980mm