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部位・部材の断熱・防露性能

建物の省エネルギー性能には、外皮の断熱性や日射遮へい性が大きく影響します。このため、壁や屋根、開口部等建物を構成する部位・部材の熱性能を把握することが重要です。また、建物の長寿命化の観点から、これらの部材・部位には熱変形性や耐久性、結露防止性なども求められます。

特徴

当センターでは、建築部位(主に建具や壁)の断熱性(熱貫流率)や結露防止性を測定するための試験室を所有し、依頼試験の他、調査研究事業にも運用してきました。
現在は、大型の製品(高さ2 mを超えるドアなど)の測定が可能な「大型断熱防露試験室」も導入しております。

主な試験の紹介

試験設備

規格基準紹介

主な試験方法・試験項目

部位・部材の断熱・防露性能など

試験項目 試験対象・寸法 試験方法・規格
建具・壁体の断熱性(熱貫流率) 建築部材(壁等)
高さ2.8m×幅2.5m以内
又は2m×2m以内

JIS A 1420 建築用構成材の断熱性測定方法

サッシ、ドア等
高さ2.8m×幅2.5m以内
又は2m×2m以内
JIS A 4710 建具の断熱性試験方法
壁体の遮熱性(日射侵入率) 建築部材(壁、屋根等)
高さ2m以下、幅500mm以上
JSTM J 6112 建築用構成材の遮熱性試験方法
建築用構成材の熱変形性・耐久性 建築部材(壁、屋根等)
最大寸法 高さ3m、幅2.8m
JSTM J 7001 実大外壁等の日射熱による熱変形性及び耐久性試験方法
建具の結露防止性 建具(サッシ、ドア等)
高さ2.8m×幅2.5m以内
又は2m×2m以内
JIS A 1514 建具の結露防止性能試験方法

お申し込みから試験実施までのフロー

  1. お問い合わせ

    ホームページまたはお電話にてお気軽にお問い合わせください。

  2. 事前打ち合わせ・お見積りの提示

    試験可否のお問合せ、ご相談、見積依頼などを承ります。

  3. 試験のお申し込み

    品質性能試験業務約款 にご同意の上、申込書に必要事項をご記入後、申込書と試料(試験体)をお送りください。

  4. 請求書の発行

    試験料金が確定次第、請求書を送付致します。原則として、請求書発行日から60日以内にご入金をお願い致します。

  5. 試験の実施

    試験を実施します。

  6. 試験結果報告

    試験終了後、報告書を作成し送付します。

報告書例

よくある質問

試験体はどのように搬入すればよいですか?

運送会社などを利用し送付いただくか、直接お持ち込みください。

搬入日時・方法など詳細については、事前に試験担当者へご相談ください。

試験体は処分してもらえますか?

処分の可否については、事前に試験担当者までご確認ください。

なお、当センターで処分できる試験体もありますが、別途、試験体の重さや大きさに応じた試験体処分料がかかりますので、予めご了承ください。

試験中の撮影はできますか?

原則、撮影は可能です。

ただし、撮影ができない場所もありますので、撮影の可否については、試験担当者までご確認ください。

よくある質問をすべて見る →

お見積り・お申し込み

お申込みは、こちらのフォームからお願いいたします。

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お問い合わせ

中央試験所・環境グループ

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FAXでのお問い合わせ
048-931-9137