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接着剤・塗材

接着剤は、床仕上げ材用、壁・天井ボード用、発泡プラスチック保温板用など用途ごとに製品があります。
塗り材は、建築用の内壁・外壁・天井に用いる仕上塗材、内外装仕上げの工事の下地調整に用いる下地調整塗材があります。

特徴

接着剤は、JIS A 5536などのJISで接着強さ、作業性、可使時間、ホルムアルデヒド放散性などの試験方法と品質基準が定められています。
塗り材は、JIS A 6909、JIS A 6916で低温安定性、軟度変化、付着強さ、温冷繰り返し、耐侯性などの試験方法と品質基準が定められています。

主な試験の紹介

  • JIS A 5536 床仕上げ材用接着剤
  • JIS A 5537 木れんが用接着剤
  • JIS A 5538 壁・天井ボード用接着剤
  • JIS A 5547 発泡プラスチック保温板用接着剤
  • JIS A 5548 陶磁器質タイル用接着剤
  • JIS A 6909 建築用仕上塗材
  • JIS A 6916 建築用下地調整塗材

接着剤の性能試験

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引張接着強さ試験状況
引張接着強さ試験状況
画像
90度はく離試験状況
90度はく離試験状況

主な試験方法JISと試験対象

床仕上げ材用接着剤

試験方法・規格 試験項目
JIS A 5536 塗布性・引張接着強さ・90度はく離接着強さ・引張せん断接着強さ・ずれ変化量・床鳴り防止性能*・密度・ホルムアルデヒド放散

木れんが用接着剤

試験方法・規格 試験項目
JIS A 5537 引張割裂接着強さ・衝撃接着強さ・圧縮せん断接着強さ・ずれ・塗布性・張合せ可能時間・可使時間・密度・ホルムアルデヒド放散

壁・天井ボード用接着剤

試験方法・規格 試験項目
JIS A 5538 引張接着強さ・引張せん断接着強さ・圧縮せん断接着強さ・作業性・密度・張合せ可能時間・可使時間・密度・ホルムアルデヒド放散

発泡プラスチック保温板用接着剤

試験方法・規格 試験項目
JIS A 5547 引張接着強さ・作業性・垂れ・密度・張合せ可能時間・可使時間・浸食性・耐熱クリープ・ホルムアルデヒド放散

陶磁器質タイル用接着剤

試験方法・規格 試験項目
JIS A 5548 貯蔵安定性・混練終結確認容易性・接着強さ・耐熱性・ずれ抵抗性・ホルムアルデヒド放散

建築用仕上塗材など

試験方法・規格 試験項目
JIS A 6909・JIS A 6916 低温安定性・軟度変化・耐ひび割れ性・初期乾燥によるひび割れ抵抗性・耐衝撃性・曲げ強さ・付着強さ・吸水量・透水量・長さ変化等

木材保存剤

試験方法・規格 試験項目
JIS K 1571 防腐性能(室内試験のみ)・鉄腐食性能

注)*:中央試験所 環境グループで実施 

お申し込みから試験実施までのフロー

  1. お問い合わせ

    ホームページまたはお電話にてお気軽にお問い合わせください。

  2. 事前打ち合わせ・お見積りの提示

    試験可否のお問合せ、ご相談、見積依頼などを承ります。

  3. 試験のお申し込み

    品質性能試験業務約款 にご同意の上、申込書に必要事項をご記入後、申込書と試料(試験体)をお送りください。

  4. 請求書の発行

    試験料金が確定次第、請求書を送付致します。原則として、請求書発行日から60日以内にご入金をお願い致します。

  5. 試験の実施

    試験を実施します。

  6. 試験結果報告

    試験終了後、報告書を作成し送付します。

報告書例

よくある質問

試験期間はどの程度かかりますか。

試験期間は、試験項目によって養生期間なども異なります。

また、恒温槽、恒温水槽などを用いる試験が多いため、所定の試験期間に関わらず、試験機の空き状況の影響が大きいため、試験のご依頼をお考えの際はお早めにご相談ください。

試験体の作製をお願いすることは可能ですか。

接着剤、塗材は接着方法、塗り方が性能に影響するため、依頼者様にお越しいただいて作製していただくことが多いです。

私たちで行う場合は、接着方法、塗り方について十分な情報提供をお願いしております。

よくある質問をすべて見る →

お見積り・お申し込み

お申込みは、こちらのフォームからお願いいたします。

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