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室内汚染物質の測定

建材の中には、室内の空気環境を汚染し健康被害を生じるおそれのある揮発性の化学物質を含む場合があります。健康被害を防ぐため、建材から放散する化学物質の量を正確に把握することが重要です。

特徴

JIS、JAS、建築基準法などそれぞれの規格内で、ホルムアルデヒド放散速度やホルムアルデヒド放散量という形で規定値が設けられております。値が小さければ小さいほど健康に及ぼす影響は小さいといえます。

主な試験の紹介

日本産業規格

  • JIS A 1901(建築材料の揮発性有機化合物(VOC)、ホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物放散測定方法―小形チャンバー法)
  • JIS A 1460(建築用ボード類のホルムアルデヒド放散量の試験方法-デシケーター法)
  • JIS A 6921(壁紙)
  • JIS A 6922(壁紙施工用及び建具用でん粉系接着剤)
  • JIS K 5601-4-1(塗料成分試験方法―第4部:塗膜からの放散成分分析―第1節:ホルムアルデヒド放散量の求め方)

上記以外の規格も扱っております。まずはご相談ください。

日本農林規格 等

JIS A 1901による小形チャンバー法試験

チャンバーと呼ばれる金属製の箱に試験片を設置し、試験片から放散されるホルムアルデヒド・アセトアルデヒド・VOCの放散速度を測定します。

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小形チャンバー法試験
小形チャンバー法試験

JIS A 1460によるデシケーター法試験

デシケーターと呼ばれるガラス容器に試験片を設置し、試験片から放散されるホルムアルデヒドの放散量を測定します。

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デシケーター法試験
デシケーター法試験

報告書例

よくある質問

試験体の寸法や数量、また送付はどのように行えばよろしいでしょうか?

試験体の材質や形状に依りますので、必ず試験担当者にご相談後、試験体の加工を行ってください。

F☆☆☆☆を取得したいのですが、どうすればよろしいでしょうか?

まずは性能評価本部(048-935-9001)までお問い合わせください。その後試験のご案内をさせていただきます。

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