第1音響試験棟(新音響棟)
搬入について
第1音響試験棟への搬入は、屋内クレーンのみとなります(フォークリフトはございません)。
試験棟近くの河川の橋(稲荷五丁目35番と稲荷六丁目13番の間)は、車輌通行ができませんのでご注意ください。
装置及び測定内容
隣接型残響室
試験内容
壁・建具などの実験室における空気音遮断性能試験
吸音材料・各種建材などの実験室における吸音率試験
試験室各部寸法
試験室名 | 試験室No. | 室容積 | 試料取付開口寸法 |
---|---|---|---|
隣接型残響室 | No,1(受音室) | 225.29m3 | 縦2730mm×横3680mm |
No.2(音源室) | 197.94m3 |
単位:mm
上下階型残響室
試験内容
床組・屋根等の実験室における空気音遮断性能試験
木造床構造やS造床構造などの床衝撃音遮断性能試験
試験室各部寸法
試験室名 | 試験室No. | 室容積 | 試料取付開口寸法 |
---|---|---|---|
上下階残響室 | No,3(音源室) | 180.88m3 | 縦3050mm×横4050mm No.4試験室から見上げた場合 縦3720mm×横2720mm |
No.4(受音室) | 179.57m3 |
単位:mm
床衝撃音実大試験室
試験室の構造
試験室は、2層分の壁式鉄筋コンクリート造です。
音源室と受音室の間の標準コンクリート床(試験体を施工するコンクリートスラブ)は、スラブ厚が150mmと200mmの2種類です。
床スラブの寸法
床スラブの平面内法寸法は、音源室、受音室ともに5m×4m、床面積が20m2です。
受音室の容積
受音室の容積は、スラブ厚150mmの試験室では61m3、スラブ厚200mmの試験室では60m3です。
音源室及び受音室の形状
音源室及び受音室は、同一平面形状・寸法です。上面から透視して室隅がすべて同一になっています。
試験体の施工部分
試験体の施工部分は、3.6m×2.8m(=10.08m2)です。
試験体の納まりについては、外壁側の2辺に際根太や巾木施工のための側板を設置し、隣室を想定した2辺には敷居を想定した框材を設置しております。
框材は、断面が100mm×300mmの集成材を用いております。なお、框材は、約400mmのピッチでコンクリートスラブに埋め込まれたアンカーで固定しております。
主な試験
この試験室では、「住宅の品質確保の促進等に関する法律」に基づく住宅性能表示制度に係る特別評価方法認定(特認)用のための試験(測定)を実施しています。建材試験センターは登録試験機関として、同試験室で取得したデータに基づき特認取得のために必要となる審査(詳しくはこちらをご参照ください)を実施しております。