[製品認証]に関するFAQ
[製品認証]申請について
申請してから認証取得までの期間はどの程度ですか?
製品認証を初めて取得する場合は、標準事務処理期間は3か月程度としています。ただし、製品試験の実施期間や工場審査での指摘事項(不適合)により、期間が延びることもあります。
早期の申請相談をしたうえで、認証取得希望時期の少なくとも6か月以上余裕をもった申請をお勧めいたします。
[製品認証]製品試験について
製品試験用の試験体のサンプリングは、どのように行うのですか?
当センターの審査員が申請工場においてランダムサンプリングを行います。
サンプリングする試験体は、認証対象となる製品の製造工程を代表し、所定の製造設備および製造方法により製造され申請工場で合格と判定された製品となります。なお、Web会議室を利用したリモートサンプリングも実施しております。
製品試験は、当該製品のJISで規定される全項目について実施するのですか?
原則として、当該製品のJISで規定されている必要な全項目の試験が製品試験の対象となります。試験項目は審査目的(初回、定期維持、臨時)で異なります。
なお、製品試験は当センターの試験所での実施を基本としますが、次の方法で実施する場合もあります。
・申請者の試験所で実施する方法(この場合、当センターの審査員が立ち会います。)
・他の試験所で実施した試験成績表を活用する方法
いずれの場合も、JIS Q 17025の該当項目で要求する事項を満足すること、または、それと同等の能力が求められます。
製品の長期性能を確認するための試験は必要でしょうか?
当該製品のJISで規定されている場合は必要です。JISの規定どおり実施します。
JNLA制度に基づく試験結果を製品検査結果に活用する場合、使用する試験成績表の有効期限はありますか?
製品検査結果に活用する場合、有効期限は特にありません。
ただし、当該製品のJIS改正、品質管理体制・システム・製造設備の変更などを行い、それが製品の品質特性に影響を及ぼす可能性があると判断される場合は、改めて試験を実施する必要があります。
製品試験は、どのような試験所で実施する必要がありますか?
JIS Q 17025に適合している試験所で実施する必要があります。試験の実施場所は、分野別認証指針(生コン、プレキャストコンクリート製品)又は当センター制定の審査要綱に記載しています。
[製品認証]認証維持審査について
定期認証維持審査は、従来のJIS公示検査やISO9000のものと同様ですか?
初回工場審査および初回製品試験と同様の審査が行われますので、旧制度の公示検査やISO9001の維持審査とは異なります。
定期認証維持審査の時期は延期できますか?
認証維持審査は、3年ごと、有効期限までに受審する必要があります。
定期認証維持審査の製品試験では、形式検査で実施済みの項目についても試験を行うのですか?
基本的には、初回製品試験と同様に実施します。
ただし、生産条件の変更がなく、品質管理体制が安定して行われていることが確認できた場合には、形式検査項目の一部を省略する場合もあります。
当該製品のJISが改正された場合、定期認証維持審査の時期はどのようになりますか?
JIS改正後1年以内に、改正への対応状況を確認する必要があります。なお、改正内容によって次のような3ケースの対応になります。
- 改正内容が「認証結果および品質管理体制に影響を及ぼさない」と判断される場合は、変更申請書による確認の後に、直近で実施される認証維持審査での対応が考えられます。
- 改正内容が認証結果に大きな影響を及ぼすと判断される場合は、臨時の認証維持審査(工場審査および製品試験)を実施して対応しますが、定期認証維持審査の間隔には影響しません。
- その他、項目の追加などの場合は、改正内容に応じて判断します。なお、JISが改正された場合は、まえがきに移行期間が明記されますので、移行期間内に改正後のJISに適合していることを確認できる資料と共に変更申請書を提出いただくことになります。
[製品認証]料金について
【JIS】認証料金をご確認ください。