建築材料の湿気性能
特徴
居住空間の快適性や建物の長寿命化の観点から、室内を適切な温湿度環境に維持する事も大切です。室内の湿度環境や壁、屋根等に生じる結露性状には、建築材料の湿気性能も関係します。
建築材料の湿気性能の測定については、次のように対応しています。
主な試験の紹介
透湿性試験(カップ法)
(145.27 KB)
平衡含水率試験
(675.89 KB)
吸放湿性試験
(316.56 KB)
主な試験方法・試験項目
各種建材の透湿性の測定
試験内容 | 試験条件 | 試験方法・規格 |
---|---|---|
透湿性 | 板状材料、シート状材料 □300×300mm 厚さ50mmまで |
JIS A 1324 建築材料の透湿性測定方法(カップ法)1) |
プラスチック系断熱材等 φ75mm、厚さ25mm |
JIS K 7225 硬質発泡プラスチック―水蒸気透過性の求め方 | |
フィルム状材料 φ70mm程度 |
JIS Z 0208 防湿包装材料の透湿度試験方法(カップ法) | |
透湿防水シート φ100mm程度 |
JIS A 6111 透湿防水シート |
1)
建築材料の透湿抵抗の測定(カップ法) (145.27 KB)
(試験のみどころ・おさえどころ) 建材試験情報1994年2月号
各種建材の平衡含水率の測定
試験項目 | 試験条件 | 試験方法・規格 |
---|---|---|
平衡含水率 | 板状建材の場合、□50×50mm 次の相対湿度から選択 10%、33%、53%、75%、85%、93% |
JIS A 1475 建築材料の平衡含水率測定方法1) |
板状建材の場合、□50×50mm 吸湿過程33%、53%、75% |
調湿建材判定基準 (日本建材・住宅設備産業協会) |
|
□50×50mm程度 吸湿過程50%、75% |
床下調湿材の吸放湿性能試験方法 (日本しろあり対策協会) |
1)
建築材料の平衡含水率試験(675.89 KB)
(業務案内) 建材試験情報2006年5月号
内装材等の吸放湿性の測定
試験項目 | 試験条件 | 試験方法・規格 |
---|---|---|
吸放湿性 | □250×250mm 低湿域(55%吸湿、30%放湿) 中湿域(75%吸湿、50%放湿) 高湿域(95%吸湿、70%放湿) 広範域(80%吸湿、40%放湿) 1サイクル24時間 |
JIS A 1470-1 湿度応答法1) |
□250×250mm 中湿域(75%吸湿、50%放湿) 1サイクル24時間又は4サイクル |
調湿建材判定基準 (日本建材・住宅設備産業協会) |
|
□250×250mm程度 1サイクル24時間を7サイクル |
床下調湿材の吸放湿性能試験方法 (日本しろあり対策協会) |
1)
建築材料の吸放湿性試験 (316.56 KB)
(試験のみどころ・おさえどころ) 建材試験情報2004年3月号
保水性建材の蒸発性の測定
試験項目 | 試験条件 | 試験方法・規格 |
---|---|---|
蒸発性 | 保水性建材 200×200mm 製品厚さ |
保水性建材の蒸発性試験装置1) |
お申込みから試験実施までのフロー
- お問い合わせ
ホームページまたはお電話にてお気軽にお問い合わせください。
- 事前打ち合わせ・お見積りの提示
試験可否のお問合せ、ご相談、見積依頼などを承ります。
- 試験のお申し込み
品質性能試験業務約款 にご同意の上、申込書に必要事項をご記入後、申込書と試料(試験体)をお送りください。
- 請求書の発行
試験料金が確定次第、請求書を送付致します。原則として、請求書発行日から60日以内にご入金をお願い致します。
- 試験の実施
試験を実施します。
- 試験結果報告
試験終了後、報告書を作成し送付します。
報告書例
報告書例(透湿性試験_JIS_A_1324)
(306.64 KB)
よくある質問
試験体はどのように搬入すればよいですか?
運送会社などを利用し送付いただくか、直接お持ち込みください。
搬入日時・方法など詳細については、事前に試験担当者へご相談ください。
試験体は処分してもらえますか?
処分の可否については、事前に試験担当者までご確認ください。
なお、当センターで処分できる試験体もありますが、別途、試験体の重さや大きさに応じた試験体処分料がかかりますので、予めご了承ください。
試験中の撮影はできますか?
原則、撮影は可能です。
ただし、撮影ができない場所もありますので、撮影の可否については、試験担当者までご確認ください。
お見積り・お申し込み
お申込みは、こちらのフォームからお願いいたします。
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中央試験所・環境グループ
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048-931-9137