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水・セメントに関する試験

練混ぜ水やセメントは、主にコンクリートの材料として、一般的に広く土木・建築構造物等に使用されています。

特徴

練混ぜ水やセメントの品質は、フレッシュコンクリート及び硬化コンクリートの諸性状に大きな影響を及ぼします。そのためコンクリート関係のJIS規格には、規定値が設けられています。

主な試験の紹介

日本産業規格:

  • JIS A 5308(レディーミクストコンクリート)附属書C
  • JIS R 5201(セメントの物理試験)
  • JIS R 5202(セメントの化学分析方法

その他

練混ぜ水・セメントの品質性能試験

  • 懸濁物質の量の測定 ろ過で取り除ける懸濁物質の量を測定します。
  • 圧縮強さ試験 練混ぜ水・セメントを用いて作製したモルタル供試体の圧縮に対する機械的性質(圧縮強さ)を測定します。
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懸濁物質の量の測定
懸濁物質の量の測定
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圧縮強さ試験
圧縮強さ試験

主な試験方法・試験項目

コンクリート用の練り混ぜ水

試験方法・規格 試験項目
JIS A 5308(レディーミクストコンクリート)附属書C 上水道以外の水 全項目 (地下水、河川水、湖沼水、工業用水、海水、中水道水)
回収水(上澄水) 全項目
回収水(スラッジ水)全項目

セメント

試験方法・規格 試験方法・規格
JIS R 5201(セメントの物理試験) 密度、粉末度(ブレーン方法)、凝結、安定性、強さ(3材齢)
JIS R 5211(高炉セメント) 粉末度、凝結、安定性、強さ(3材齢)、強熱減量、酸化マグネシウム、三酸化硫黄
JIS R 5212(シリカセメント)
JIS R 5213(フライアッシュセメント)
JIS R 5202(セメントの化学分析方法) 強熱減量、酸化マグネシウム、酸化カリウム及び酸化ナトリウム(全アルカリ)
JIS R 5203(セメントの水和熱試験)[溶解熱方法] 水和熱(材齢7日、材齢28日)

お申し込みから試験実施までのフロー

  1. お問い合わせ

    ホームページまたはお電話にてお気軽にお問い合わせください。

  2. 事前打ち合わせ・お見積りの提示

    試験可否のお問合せ、ご相談、見積依頼などを承ります。

  3. 試験のお申し込み

    品質性能試験業務約款 にご同意の上、申込書に必要事項をご記入後、申込書と試料(試験体)をお送りください。

  4. 請求書の発行

    試験料金が確定次第、請求書を送付致します。原則として、請求書発行日から60日以内にご入金をお願い致します。

  5. 試験の実施

    試験を実施します。

  6. 試験結果報告

    試験終了後、報告書を作成し送付します。

報告書例

よくある質問

試料はどのくらいの量が必要ですか?

地下水,上澄水ならば4L,スラッジ水ならば20L,セメントならば10~20kg程度ご用意ください。

練混ぜ水はいつ送付すれば良いですか?

JIS A 5308(レディーミクストコンクリート)附属書Cで,試験用水は「採取後7日以内に試験を行う」となっていますので,採取後は速やかにお送りください。

よくある質問をすべて見る →

お見積り・お申し込み

お申込みは、こちらのフォームからお願いいたします。

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